闇に飲まれよ

本ブログに出荷されないようなあれこれを

パラドックス

僕の最近の傾向として、交換読み、釣り交換といった"読み"の要素を可能な限り排除して、構築段階でのプラン通りに安定行動で勝てる構築を目指している。 完全な読みの排除は不可能だが、安定行動だけで勝つというのが最も完成された構築であるというのが持論だ。 だが、それはゲーム性を損なうものである気もする。構築段階で頭を捻り、作り上げた理論は、実際の対戦という場において対人戦特有の"勝負"というものを失わせる。対戦自体は単なる作業に成り下がる。 機械的に勝ちたいのか?とよく言われるが、別にそういうわけでもない。だが、相手に依存した"読み"という要素を可能な限り排除出来た方が構築は強い。 対戦ゲームのゲーム性と理想論での最強の構築は共存し得ない。 何度も繰り返すが、実際に読みを完全に排除出来る構築は存在し得ない。だが、構築の目標をこの理想に近づけることとすると、僕の行き着く場所は何処なのだろうか。