闇に飲まれよ

本ブログに出荷されないようなあれこれを

力関係

*脳ミソの整理のために書いたはいいが余計にわからなくなったからよくわからない記事になってるかも。

 

 

〇は×に強い。

 

ありふれた表現だが、この一文ではあまりに平面的過ぎて〇と×の力関係が明確に見えてこない。

 

ここで、その力関係をより鮮明にするため以下の様に分類する。

 

〇は×に対面で強い

〇は×に後出しから勝てる

 

より細かく分けて、

 

〇は×に対面で強い

ⅰ)〇は×に後出しは怪しいが対面で強い

 

〇は×に後出しで勝てる

ⅱ)〇は×に有限回だけ後出し出来るが返しで倒せる

ⅲ)〇は×に後出しをし続けられる

 

似たり寄ったりなところもあるが大体こんな感じで分類した。

 

分類を通して、ⅰであれば〇は×になるべく後出ししたくはないが対面させれば大きな圧力になるポケモンであり、ⅱⅲであれば〇は×に複数回後出しが出来るが相手へ与える圧力は小さいポケモンであることは経験的に伝わるかと思う。

 

わかりやすく具体例を挙げてみよう。

VSメガメタグロスにおいてカプ・コケコはⅰのパターンであり、ギルガルドはⅱ、カバルドンはⅲのパターンに当てはまる(はず)。

 

*この段階では交代読みを考慮してないのでギルガルドをⅱに分類した。

 

具体的事象を欠いて話を進めると、無限回後出し出来て圧力が強いポケモンが最強Wで話が終わるが、ポケモンというゲームでは使える駒の種類に限りがあるため圧力の強弱が発生する。

 

小難しい話は置いといて、〇が×に強いという時、実際はどのように強いのかを考えなければならない。

 

ここまでの話は直感的にわかっている人がほとんどだと思うのでもう少し話を先に進めてみる。

 

初手AとBの対面。

AはBに対して力関係で言うとⅰに分類されるのでBはAに対してⅱorⅲに分類されるCを繰り出す。

 

この段階では特に難しいことも無いが、次の段階に進むと話がややこしくなる。

 

AとCの対面。

A側はCの与える圧力によって行動が変動する(交換読みなどを排してもこの段階で複数パターンの行動が生まれる)。

AはCに対して強いとされるDを繰り出すわけだが、Cが持っている圧力が強いのならばDはⅲの性質を持つポケモンであり、圧力が弱いのならばⅰやⅱの性質を持ったポケモンを繰り出せてしまう。

 

現実の試合では、先程から無視していた交換読みや釣り交換などの"読み"要素、積み技や状態異常技などの変化技の要素、相手の考慮外であろう役割破壊技なども絡まり、不利対面でも居座ったり、有利対面だと考えていたのに突破されたりなど様々な結末を迎える。

 

 

机上論上の全ての行動を考慮すると途方も無い行動パターンが存在するので、最初に書いたような力関係だけでは試合を理想通りに作り上げるのは難しい。

 

逆に考えるとⅱⅲの要素を持ったポケモンで固めると役割破壊で崩される可能性が常に付き纏うので、何かを崩す時は効果的な役割破壊から導入するのが賢そうにも見える(本当かどうかは知らん)。

 

 

理論だけ並べてみてもわからないことだらけなので空虚なモノに感じてしまった年末の夜。

 

 

おわり。