物理受け
物理受けの是非は様々な意見があるとは思うが、対面性能が高いメガメタグロスの個体数の増加、対面勝ちを演出しやすいミミッキュの登場などによって6世代のガルーラ受けとしての物理受けとはまた別の様相を呈しながら物理受けの価値観が変動している。
物理受け=メタグロス、ボーマンダ受けと考えるならば現状物理受け=ゴツメという固定概念は取り払わなければならない(メガボーマンダに対してはゴツメが有効に働きにくい)。さらにここにZや搦め手を主体としたミミッキュ受けも役割に同居させようとすると役割過多になりかねないのが難しい問題だ。
改めて物理受けの受けとしての明確な役割対象を定めるならばメタグロス、ボーマンダ、ミミッキュとなる(ここは各々意見があると思うがこの記事ではこの3体と定めておく)。
それぞれの特徴をまとめておくと、
広い技範囲と高い火力と耐久でアタッカーで撃ち合うには厳しい相手。
ただ高耐久で止まり、特性上ゴツメの定数の影響をもろに受ける。
毒みがも一定数いる?ので打点がないクレセで見るのは若干怪しいか。
みが羽が主流であるが故に数値で受けるが通用しにくいため、普通の物理受けが通用しないため受けるという観点で見ると難しいポケモン。物理受けというよりは電気で受けて強く切り返すのがメインになりかねない。
身代わりを破壊出来て起点になりにくく、毒などで対面勝ちを狙えるポケモンでないと受けるのは難しいか。ポリゴン2が一番無難だが、アナ冷B耐えマンダの登場によって対策が難しい。
後出しのタイミングで剣舞→対面でZ→じゃれor影で物理受けですら突破されかねない。ゴツメより木の実の方が有効に働き、なおかつ皮を剥ぐだけではなく削りor突破するのであればS操作技が欲しい。
総括
・持ち物は木の実(orゴツメ)
・マンダの身代わりを破壊できる技∔毒orマンダワンパン技
・グロスと撃ち合えるウェポン(ゴツメなら回復技だけでもよい?)
・S操作技
今の物理受けに求められる要素はこのあたりでありすべての要素を満たすのは難しそう。
ゴツメの重要度が低いという書き方はしたがガルーラやミミロップなどのゴツメが有効なポケモンも一定数存在することを考えるとゴツメも有用であることは間違いない。