闇に飲まれよ

本ブログに出荷されないようなあれこれを

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お題箱に届いてたこれ、すごくいい案なのに僕の拡散力が無いせいで腐らせるのも勿体ないので、このブログ読んでる奇特な方でフォロワー多い方とかで実践していただきたいです。


#S〇〇構築記事リンク


とかがいいのかな?


僕はTwitterの鍵を解放するつもりが一切無いので難しいから他力本願です。


自分用のメモと大雑把環境概観

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マンダ、グロス、リザ、ゲンガーの4強とも言えるメガ進化構築全てに親和性が高く、環境上強いためかカビゴンの個体数が爆増している。

 

カビゴンに対するメタが、

 

・滅ゲンで1:1(地震の被ダメを考えるとゲンガーの温存が厳しい)

ランドロスで積み合い(回復ソースの差で勝ち目が薄い)

 

の2パターンしか無いため、毒を採用したライボルトを選出に組み込まなくてはならないと感じる場面が多い。

 

ライボルトそのものが上位メガのパワフルな並びに対して強くないので選出したとしても後手に回ることが非常に多いのが難点。

 

そもそもライボルトはサイクルに寄せたナットレイテッカグヤ絡みの構築に投げたいので、それ以外の構築に対して投げている時点で、選出の歪みと捉えるべき。

 

また、今回の構築の中核が、

・ゲコゲン(対面)

カビゴンミミッキュ(展開)

・ランドカビゲン(サイクル)

の3つであるが、そのどれもがカビゴンの処理が厳しい。処理は可能だけれど、中核にいるゲンガーを切らざるを得ないという場面が頻発し、ゲンガーとトレードした後に勝ち切れないという展開が多い。

 

2回に1回はカビゴンに当たると感じるくらい個体数が多いので、修正はほぼ必須。

 

現在の構築の3つの柱自体は、満足しているし、有利マッチングと捉えられるマッチングが多いのだけれども、既存のアーキタイプカビゴンを刺している形の構築に対して選出が歪んでしまっているのが良くない。

 

他にもレヒレやカグヤがややキツいとかあるけれど、それは選出を歪める必要が無いので、あまり気にはならない。

 

以下、なんとなくの環境概観(1900前後がメインなのであてにはならないかも)。

 

・上述の通りカビゴンが多い。もはや増えたとかじゃなくて、元から多い、っていう話かもしれないけれど。カビゴンマンダやランドカビゲンは元からある程度形として存在していたから、シミュレーション自体は出来てたけど、カビグロス、リザカビなんてのも普通にゴロゴロいるせいで選出が歪みまくる。

 

テッカグヤの残飯宿り木守るが増えてる気がする。マンダの相手をする上で木の実宿り木毒が板だと思ってたので、宿り木守るカグヤの増加は結構考慮外。ゲッコウガ相手に体力管理できるのズルい。挑発入れるぞ。

 

・ギャラレヒレあたりのポケモンがカバマンダにもよく入るようになってきてる。そもそもゲッコウガでカバマンダ見てなかったのでどうでもいいけれども、タイプ受けゲッコウガ対策枠が入ることが多い傾向は押さえておいた方がいいかも。

 

ガブリアスの個体数が増えてる。スカーフは少ない気がする。ヤチェか竜Zが多い印象で、起点作りか積みエースの2択のイメージ。襷もいるのかもしれないけど、襷確認する場面が少ないので不明。マンダに轢き殺されて欲しい。

 

・メガ枠の分布自体は相変わらず疎らな印象。グロスは少し数が少ないかも、リザはYの個体がほとんど見かけなくなってXが多い。相変わらずクチート絡みもそこそこいるので舐めてると痛い目に合う。ロップは中盤より数は減ってる。でも、ロップのほとんどが交換読み行動ロップなので不愉快。

 

・ゲンガー構築のガオガエン採用が少し目立つ。持ち物はチョッキしかいない(ゲンガーと組んでるやつに限る)。ゲッコウガに対して余裕で蜻蛉返り出来るのは普通に強いと思う。ランドロスでもゲッコウガのZ以外の水技耐えるけど。

 

・サンダーナットみたいなゴリッゴリのサイクル構築はそこまで多くないと思う。従来対面寄りと認識していた構築にカビゴンが入ったりしてる形が増えた印象。

 

格闘打点

環境を見渡すと格闘打点が非常に重要な意味を持っていることに気がつくんだけど、強い格闘タイプがいない事実に直面する。


色々考えたけど、結局聖なる剣とかいう呪いカビゴンにも刺せる最強の格闘技を無理なく採用できるギルガルドが最強の格闘タイプなんじゃないかって気がした。































...久しぶりの更新なのに中身なくてすまん


放射

呪い非採用のカビゴンに炎技を搭載させることがあるか知らないが、仮に採用するのであれば炎のパンチより火炎放射の方が強いのでは、というどうでもいい話。


・呪い非採用カビは欠伸採用により後攻交代を行う役割を担うことがあるためSは下降補正

・無振り炎のパンチでは無振りカミツルギを倒しきれず、Aに大きく割いても乱数なのに対して、火炎放射は余裕の一撃。

ナットレイハッサムあたりの打点としては少し心許ないが、ナットレイは調整次第では放射でもダメージはそんなに変わらない(宿り木入れられること考えると確定数に大きな変化がない)。このへんの中堅炎4倍勢を意識するくらいなら上位に多めなカミツルギを意識した方が強い。

・そもそもテッカグヤみたいな炎2倍の鋼に対して炎のパンチでは強い打点足り得ないのだから、火炎放射でも同じ。

接触しないで済む。


メリットや簡単な比較はこんな感じ。丁寧にダメ計した訳では無いが、基本的に炎のパンチより放射の方が優れてると思う。


そもそも、呪い非採用のカビゴンに炎技を搭載することが果たしてあるのかは非常に疑問だが、もし搭載を検討する際には火炎放射という選択肢を持っておくといいことあるかも。

シングルレート環境を破壊した隕石の話

一部の蘭子ファンの中には待ちわびてた人もいたりいなかったりいなかったりする、とあるポケモンの単体考察について。


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サブブログ恒例、今回の蘭子。




本題。

今回はシングルレート環境に多大なる影響を与えた草Zメテノについての記事。


実は、メテノソーラービームを覚えることが出来て、なおかつ、リミットシールドの効果により欠伸などの状態異常を受け付けず、しかも浮いている、というカバルドンを環境から消し去る為に生まれたとしか考えられないポケモンである。


カバルドンを完全に起点にして元気に殻を破ることが出来るのは、このポケモンの大きな特徴であるが、リミットシールドのデメリットとして、殻が剥がれないと火力が足りない点が挙げられる。


だけれども……

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HD木の実カバは草Zで余裕の確定1発。から破が単純に強い。


さらにカバと組まれやすいリザには一致岩技で瞬殺なのは言うまでもないが、マンダに対しても……

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性格補正無しでも圧巻の確定1発。

まあよく見るとコアでダメージ計算してるんでそりゃ落ちるだろって話ではありますけどね。ですが、

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耐久無振りでもマンダの前で2回破れるので関係無し。2破りジェムで意地HDマンダも流石にダウン。



メテノの前で呑気にステロを撒くカバルドン使いは、メテノ知らず????と煽られて顔を真っ赤にしてください。



かくして、草Zメテノの登場によりカバマンダ、カバリザは環境から死滅。ミミッキュVSメテノという対立構造がシングルレートの基本になりました。












ギルガルドゲッコウガは禁止カードなので非考慮。


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このついーとまあまあバズってて気になったので。批判を多分に含むので調子のんなやて思う人はブラウザバック推奨。












本題。

このついーとを見た時に割と面白いと思った。こう捉えてる人もいてなおかつこれがバズってたから。



ここからは私見を多分に含むので鵜呑みにしないでね。


そもそもメガ枠はすくみの関係が存在していない。

ツイートの画像を見るとマンダ←グロス←リザ←マンダ……というすくみ方をしているが、マンダがリザに強くもないし、リザがグロスに強くもないし、グロスがマンダに強くもない。


岩技持ちグロスとか知らんがな、とか、めざ氷リザ・逆鱗リザX知らんがな、と言われたらそこまでだけど、これらの軸が特定の軸に優位性を保ってるなんて簡単な話は存在していない。


このツイートの良い点は、取り巻きに多い個体の画像も一緒に乗っている点なんだけど、せっかく取り巻きまで含んで見てるのにいらない矢印を追加してるせいで全てを台無しにしている。


マンダと組むことの多いカバやガルドに対して、一応グロスは不利なんだからなぜ矢印をマンダ方向に向けるのか明記して欲しい。そもそもグロスがマンダの地震やら何やらに殺されるし。

なぜリザがグロスに矢印が向いてるのかも同様だ。アイヘにリザを受け出した後思念に殺されたらどうするん?



そこまで深くは考えてないのかもしれないけど、メガ枠単体で見ても相性の優位性は見当たらないし、なんなら取り巻きまで含めたら全くこの画像のようなすくみは存在していない。間違った考えを広めるなや、なんて偉そうなことを言いたいわけではなく、初心者の方とかはこの画像を見て鵜呑みにするんじゃなくて、ほんとにそうなのか?と疑問の眼差しを向けるて欲しいなと思う。


一般的にグロス軸はマンダ軸に強いとされていて、それはどのような要因があってそのような評価になっているのか。カバがゴツメを持っていなければ怯みで誤魔化せるだとか、ギルガルドに強めなポケモンであるグライのギロチンでサイクルを崩すとか、そういった取り巻きの要因があって初めて強弱関係が成立する。

この具体例で言うならば、決してグロスがマンダ軸に単体として強いとはとても言えない。カバガルドに対して確率の押しつけを行っているのが目に見える。

話は逸れるが、グロス軸の強いところは無限サイクルの中での確率の押し付けにあるので、これを批判しているわけではない。そういう強みをもつ軸として僕は評価している。


僕自身はメガ枠におけるすくみは一切成立しないと考えているが、少なくとも取り巻きまで考えたらこれらの軸は上述のツイートのようなすくみ関係は成り立っていない。



はるか昔にメインブログでタイプ相性じゃなくて並び全体での構築を考えましょうみたいな記事を書いていて、今でもまあまあの閲覧数があるのだが、今回のツイートにも同じことが言える。よくよく今回の軸のすくみを見ると、

竜に鋼が強くて、炎が鋼に強い。炎には竜が強くて、竜に鋼が……

みたいなすくみにも見える。こんなタイプ相性小学生でもわかる。S関係と技範囲・ダメージ計算を考えれば今回の具体軸であるマンダグロスリザの有利関係は簡単にひっくり返る。タイプ相性だけで考えてるわけじゃないんだろうけど、こんな図解なんの意味もない。



少なくとも今回の画像において、採用されやすい取り巻きもセットで載っているのだから、取り巻き込みでこの軸はこの軸に強そうに見える。その原因は?と考察する使い方は有用だと思う。


当たり前過ぎたから話題にならなかったんだろうけど、見かける度に気になったのでぐちぐち文句を言いましたとさ。








初心者を惑わすからこんなツイートしないで!とかではない。しつこいくらい言います。ツイートは当人の自由だし、これを、なるほどそうなのか、と思うのも当人の自由。ただ、このブログまで足を運んだ人には懐疑的な視点を持って欲しいと思っているだけ。












虚を突く

デレステのやり過ぎで気が狂いそうになったので、最近色々なブログを読んでて感じたことを書こうと思います。


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コレスキ





タイトルの通り、虚を突く、ということに関してダラダラと書いていきます。


ポケモン対戦において、昔から伝統的に考察されてきたものが

""考慮外からの奇襲""

という戦略です。


7世代においては、過去世代と比較しても、この虚を突く行動が簡単に実現できるようになりました。Z技の登場がその最たる要因です。


草Zバシャーモのような炎タイプのソラビZはわかりやすい例だと思います。


このような考慮外のZに関して、色々な意見があると思います。そんなピンポイントの型でレート上がり切らねぇよ雑魚、とか、そのような型でたまたま伸びたレートは真の実力を示さない、とか。


ここで少し考えたいのは草Z炎タイプのようなびっくりZが雑魚扱いされるのにはどんな理由があるか、ということです。


第一に本来の強みを潰しているという点が挙げられます。基本的にソーラービームはZ以外で使えないですし、実質技スペ3つの個体になってしまいます。


次に汎用性の薄さ。上の内容と被るものもありますが、基本的に〇〇には△△が受けてくるからそれに刺せる非考慮不一致Z、というのがこの手のポケモンの基本的な考え方です。このようなパターンにハマる相手には強さを発揮できるかもしれませんが、役割対象が本来の役割対象から役割破壊に完全にシフトしてしまってるので汎用性は失われてると考えられます。


さらにもう一つ挙げるならば、Zのリソースを枯らされた時に手も足も出なくなることがあるという点です。ソーラービームZはこの傾向が如実に現れます。カバマンダに草Zヒードランを投げてカバにZを打ったらマンダに受けられて詰んだ、みたいなパターンは実際のレートでたまに見かけました。


ここまで散々虚を突くタイプの型をディスり散らかして来ましたが、別にディスりたくてこの記事を書いてるわけではなくて、むしろ、虚を突くということの有用性について考えたいと思ってます。


今ではメジャーな型になった激流ミズZゲッコウガも、考案されたSM最終シーズンの段階では誰もその存在を警戒してはいなかったはずです(一応その時期は一部の人で襷激流ゲコの考察が盛んに行われてたとは記憶しています)。

このゲッコウガもかつては虚を突くポケモンだった、はずです。他に例を挙げるなら呪い身代わり痛み分けミミッキュもS2中盤までは全くメジャーな型ではありませんでした。


このように虚を突くポケモンの中には環境に多大な影響を与えているポケモンが存在しています。虚を突くという戦略を一概に実力とは無関係と位置付けるのは早計なように僕は思えてしまうのです。


じゃあ草Zバシャーモは偉いのか?という話ですが、そういうことではないです。草Z炎と激流Zゲコを比較してみるとわかると思います。前者はあくまで不一致のZです。奇襲に成功すればレートは伸びますが、奇襲という形に完全に依存しています。対して後者はあくまで一致Zを基調としています。型そのものは(当時は)想定外のものだったとしても、一致Zは個体そのものの汎用性を下げてはいません。奇襲に成功せずとも本来の役割を遂行するのには充分なスペックを持ち合わせています。



虚を突くという戦略を考える上で重要になるのは個体そのものの汎用性です。その汎用性を判断するのに一致Zかどうかという基準がある、と僕は考えています。


ここまで虚を突くという戦略について具体例を中心に考えてきましたが、最初に話した虚を突く戦略の実力に関して最後に僕の考えを述べて終わりにします。


虚を突く型の考案は非常に難しいです。不一致Zは図鑑をぼーっと眺めていればいくらでも思いつくとは思いますが、激流Zゲッコウガや呪みが痛み分けミミのような型は漠然と考えているだけでは簡単に考案できるものではないと僕は考えています。


構築力とプレイングスキルを総合してポケモンの実力だと思っているので、虚を突く型の考案やそれを利用して結果を出した人は、実力を持ち合わせていると言ってもいいだろうと思います。


環境が考慮外は切るという方向に向いている以上、トップメタの考慮外の型の考案は特に効果を発揮しやすく、テンプレから脱してポケモンを考えることが勝ちへの近道な気がします。



思いつきで書いたから文章めちゃくちゃだしこれでおわり。